原木から乾燥まで4,5年は必要とされており、4,5年後には「そり・ねじれ」が生じます。それをプレーナー(かんな)すると板が1/3の厚さになり、中には商品として取り扱えなくなるものもあります。それだけでなく、木材がしっかり乾燥していないと、使っていくうちにそり・ねじれが生まる原因になります。
従来の工法では長い年月・商品として使えなくなるリスクなどから、値段が高くなっていたのです。
関西初となる高周波プレス機フィオレフジイ号は1年の自然乾燥後、木の中心の3,4年分の水分を取り、高周波熱と250tの圧力で木を平らにします。
それにより乾燥時間の大幅な短縮と、木の厚みを保持したままでのそり・ねじれの修復を可能にしました。
セリ市にて、安くて良い原木を多量に買い求めます。なぜ、セリ市場には安くて良い物があるのでしょうか?それは、魚にしろ、野菜にしろ、地場は良い物を多量に中央市場へ流通するシステムになっています。
需要と供給により、地場よりも市場の方が良い物を安く買えるのです。